第9話 「海勝麟六の犯罪」
坂口安吾「明治開化 安吾捕物帖 “冷笑鬼”“赤罠”」より
脚本:會川昇 / 絵コンテ:和田純一 / 演出:京極尚彦 /
作画監督:竹知仁美 中山初絵 冨澤佳也乃 稲吉朝子 糸島雅彦
 

 フルサークルを名乗るハッカー集団がJJシステムズに標的を定め攻撃を始めた。フルサークルはJJシステムの社内資料を流出させ、海勝麟六のプライベートも暴露する。そんな逆風の中、海勝がTVの討論番組に出演することになった。番組の共演者は海勝に批判的な政治家、ライバル企業経営者、暴露本を書いた評論家たち。フルサークルは「海勝が自分に敵対するものを集めて殺害するつもりだ」という情報をネットでばらまく。そして、番組がスタートした直後、TV局で大爆発が発生した。出演者を含み、死者行方不明者8人。海勝もまた重傷を追い、病院に収容される。世間は、海勝こそ真犯人だと噂する。別天王の行方を追っていた新十郎を病院に呼び出した梨江は、海勝の無実を証明してほしいと依頼する。「このオレが海勝の無実を明かすことになるとはね」。新十郎の捜査が始まる。

 
 
 
 
     
     
    当ウェブサイトでは、サイト運営・管理の為にクッキーを使用しています。詳細は、プライバシーポリシーをご確認ください。